しょうが(根生姜・古根ショウガ)って、1回で使い切らないで余りますよね?
ストックしておくと、料理にとても便利!でも、使いたいときに干からびて使えないことよくありますよね?
今回は、目から鱗の『しょうがの簡単保存方法』と『新しょうがのおいしい保存方法』を合わせてご紹介します。
困っていませんか?余った生姜

収穫したばかりのしょうが(新しょうが)は、数ヶ月保存して根生姜の状態で出荷されます。その時に、土の中に保存したり、温度と湿度が管理された保存庫で「15度、湿度90%」の状態に保つそうです。
しょうが(根生姜)と新しょうがの違いって?
火を使わない新しょうがの甘酢漬、シャキシャキのぬか漬けなど、保存用レシピと、シャキシャキおいしい料理レシピをご紹介。味の違いから旬の時期など生姜好きなら知っておきたい情報が満載です。
常温保存
一般家庭には、出荷前の農家のように、土の中や専用の保存庫がありません。
どのようにしょうがを保存していますか?
キッチンにそのまま置いておくと、いつのまにか干からびて、ミイラ生姜になっていることありませんか?
実は、しょうがは乾燥が大敵なのです。
キッチンペーパーで
湿らせたキッチンペーパーに包んで、風通しのいい涼しい場所に置いておく
キッチンペーパーは、2~3日ごとに交換すると、長持ちしますし、使う時も新鮮な状態で料理に使えます。
簡単で1番よさそうな方法なんですが…..。
こんな場所なかなかないですよね?
特に私の家なんて、キッチンはあまり広くないですし、マンションなので、涼しくて風通しのよい場所なんて、そうそう見つからないんです。
冷凍保存
冷凍庫に入れて保存すると、使える期間が延びますよね?
でも……。
すりおろしてから保存
洗って、汚れた部分をこそげ落とし(切って)、すりおろし、凍らせて保存する
私も今までは、この方法をとってきたんですが、しょうがの絞り汁を使いたい場合はgoodなんですが、そのまま豆腐に載せたりすると、水分でべしゃべしゃになっちゃいませんか?
使う時の量の調節も難しいので、入れすぎたり・足りなかったりするんです。すりおろして、小分けにして保存する手間がかかるのに、どうも使い勝手が悪いように感じませんか?
そのままで保存
洗って、汚れた部分をこそげ落とし(切って)、そのまま、凍らせて保存する
それならばと、そのままの形で冷凍保存していたんですが、使う時に小さなしょうがが冷たくて、使いにくい!
冷凍のままだと上手に切れないこともありますし、解凍して使うと水が出てきて、べしゃべしゃ。
簡単ではあるんですが、料理に使う時に上手く使いこなせず、結局固まりのまま、煮込み料理に入れるしかなくなることもしばしばなんです。
目から鱗の保存方法
最適な「15度、湿度90%」に近づける方法は、冷蔵保存です。
でも、そのまま冷蔵庫に入れると乾燥して、カラカラになってしまいます。
湿度を保って冷蔵保存
水に入れて冷蔵庫に保存する
1.洗って、汚れた部分をこそげ落とし(切って)ます。
2.煮沸消毒した瓶にしょうがを入れ、浸る量の水を入れます。
3.(比較的温度が高いので)野菜室で保存します。
2~3日おきに、水を取り替えると、1ヶ月程度おいしく使えます。
最初は半信半疑だったんですが、使い勝手がいいんです!
必要な分だけ、すりおろしたり切ったりするのも簡単にできますし、水に入れるだけなので、保存するときに手間がかかりません!
乾燥しないので、料理に使う時に味もそれほど落ちていません。
長期間は保存できませんが、余ったしょうがの保存方法では、1番簡単でおいしく使えますよ。
是非、今日からお試しください。
余った新しょうがの保存方法
1年に2回、おいしい新しょうがの時期が来ます。
ぬか漬けにしたり、酢漬けにしたりと保存するのと同時に、生でおいしい生姜なので、料理に使いますよね?そうすると、少しだけ余ることありませんか?
新しょうがは、しょうが(根生姜)よりも、保存が効きません。
おすすめの方法を見つけました!
簡単ジンジャーシロップ
ジンジャーシロップをご家庭で作る方もいらっしゃいますよね?
長期保存に向いていますが、オーブンや天日で乾燥させてから、何時間も煮詰めるて作るので、時間と手間がかかります。
そうして作る本格的なシロップではなく、余った新しょうがを漬けるだけの、お手軽シロップですが、おいしいんですよ。
洗って、汚れた部分をこそげ落とし(切って)、薄くスライスして、氷砂糖につける
1.洗って、汚れた部分をこそげ落とし(切って)ます。
2.薄くスライスします。
3.煮沸消毒した瓶に、スライスした新しょうがと同量の氷砂糖を入れます。
4.冷暗所に保存します
梅シロップや、フルーツと酢のフルーツサワーを作っているんですが、それと同じ要領です。
はちみつではなく、氷砂糖を使うのがポイントです。
ゆっくり溶ける氷砂糖が、新しょうがのおいしさを引き出してくれます。
余った少しの量で、しかも新しょうがを薄くスライスしているので、2~3日程度で氷砂糖が溶けて、しょうがに漬かります。
新しょうがのシャキシャキ感と、フレッシュな味と辛みが、氷砂糖の優しい甘みとよく合います。そのまま食べておいしい生姜ですもの、味はお墨付きです。
シロップごとヨーグルトに入れたり、紅茶に入れたりしてお楽しみくださいね。
氷砂糖が溶けきっていない場合は、毎日軽く振って、しょうがとなじませてください。
加熱していないので、日持ちはあまりよくありません。
できるだけ早めに食べてくださいね。
さいごに
いかがでしたか?
余ったしょうが(根生姜)と新しょうが。最後までおいしく食べられる方法なので、是非お試してください。
生のしょうがは、香り、歯触り、辛みを楽しめて、薬味にも大活躍です。
でも、生のしょうがは、食べた直後は温かくなりますが、結果的にはカラダを冷やしてしまうんです。
ダイエットや冷えには、しょうがを高温で熱して・乾燥させた「ショウガオール」が必要なんです。
カラダをポカポカにしたい方は、シロップやペーストにしたしょうがを使ってくださいね。
優しい甘さの本格的なジンジャーシロップ&しょうがのエキスだけでなく、しょうがそのものをペーストにした、ジンジャーペーストにはまっています。
しょうがで作られた2つの製品を徹底比較しています。比べると、色や味の違いがはっきりしてきました。冬の温活にかかせないホットジンジャーではどちらが向いているのでしょうか?しょうが好き必見です!!
生のしょうがと、シロップ/ペースト。
上手に使い分けて、おいしく冬を乗り切りましょうね。